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【旧】専大スポーツWeb-専修大学体育会情宣局編集部-
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 6月26日~6月29日にかけて関東学生馬術大会が行われた。
 今大会は新年度前期の集大成を魅せる大きな大会です。
 
 競技は前々回説明したように、調教審査→耐久審査→余力審査と3競技の総減点そ少なさを競います。
 
 専修大学は総合3位と健闘をみせた。
 
 順位変動は次のようです。
 
 ①調教審査で3位スタート!!
 
 ②だが次の耐久審査で主力の松本務(農業経営高・営3)がアクシデントに見舞われるなど不運が重なり4位に落ちてしまう。

 ③最後は、苦手とされていた余力審査!!しかし、なんのその。これを見事にチーム力で克服し3位に浮上した。

 これにより、秋に行われる全日本学生馬術大会の出場枠3を獲得!!

 また、個人成績のほうでは菅谷泰一(浦和東高・経1)が5位入賞と1年生ながら活躍した。

 優勝は日本大学。準優勝は明治大学。第3位に専修大学。4位に東京農業大学と続いた。

 ○試合後の談話○
 富沢監督  Q1 第3位という結果について
            「満足です。今年の戦力で、この結果は評価出来ます。」
            「途中、4位に落ちたが再び3位に上昇したことが大きい。」
            「苦手な障害を克服できた。」
            「ただ、野外(耐久審査)で、もっとやれると思った。」
            「ここを踏ん張れいたら上にいけた。」
         Q2 全日本の枠、獲得について
            「安心しました(笑顔)。」
         Q3 秋に向けてまずやるべきことは
            「底辺のレベルアップ!」
            「選手の育成力と馬の完成度を上げる。」
            「より確実にね。」
         Q4 最後に何かひとこと
            「応援してくれた方々ありがとうございました。」
 
 武井主将     「全日本に向けての出場枠獲得という最低限の目標は達成できました。」
            「初日の馬場(調教審査)で失敗、そして野外(耐久審査)とズルズルといってしまった。」
            「余力は良かったですね。」
            「アクシデントが出たのですが、よく持ちこたえてくれました。」
            「今日の悔しさを忘れずに練習して上の2つ(明大、日大)を倒していきたいです。」

  選手の皆さんお疲れ様でした。早速、秋に向けて早くもスタートしたわけですが飛躍の夏を目指して最高の結果がでることを祈っています。


  ☆画像集&専大の記録★
  個人総合5位 菅谷泰一(浦和東高・経1)&エンドーペロー      総合減点57.3(52.5→57.3→57.3)
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↑調教審査にて

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↑迫力満点!!耐久審査

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↑ノーミスで個人総合5位をもぎとる(余力審査)


      武井慎弥(奈良高・経4)主将&ギャレストロ     総合減点77.8(73.8→73.8→77.8)
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↑雨にも負けず


      柳原大徳(各務原高・商3)&エイムライト     総合減点94.7(57.5→82.7→94.7)
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       木村年宏(文教大明清高・営4)&コートダジュール    総合減点144.5(71.7→144.5→183.5)
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  取材=久田照高(商2) 高田有梨(文1) 植木泰士(法1)
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6月28日、日本武道館で全日本学生優勝大会が行われた。juudou1
▲試合開始直前の選手たち

●団体一回戦...  対天理大学 
・木次(専修) VS 近間(天理)  以下 選手名(専修) VS 選手名(天理)
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▲木次が一本をとった瞬間


試合開始直後、木次が一本をとり、あっさり勝利。

・佐々木 VS 斉藤
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▲佐々木 攻められながらも耐える

しぶとく粘るが、惜しくも敗退。
 
・大杉 VS 生駒  ・内藤 VS  大島
上の二試合は、両者とも粘り、時間切れの引き分けに。

その後、伊藤 長嶋 竹元が後に続くも...3選手とも敗退。

結果として、一回戦4-1で天理大学を相手に敗退。
 
予選会での手ごたえとは裏腹に、惜しい結果となった。

【取材=植木泰士(法1) 吉野瞳(文1)】
 6月15日、専大スポーツ6月号(No.267)が発行されました!

内容をご紹介いたします。


カラー面テキスト版
カラー面PDF版
◎記事内容
【ゴルフ】男女とも全国大学対抗戦へ
【準硬式野球】東都大学春季リーグ「完全」で5季ぶり優勝
【サッカー】渡部がJリーグ特別指定選手に-柏レイソルに参加
【サッカー】関東大学サッカーリーグ-前期6位で折り返す
【ボディビル】根本が100kg超級で初優勝-全日本学生パワーリフティング
【陸上競技】関東学生対校選手権-800メートルで佐藤が優勝



白黒面テキスト版
白黒面PDF版
◎記事内容
【卓球】徳増が敢闘賞-春季関東学生リーグ
【男女バスケットボール】関東大学選手権 男子8位、女子はベスト16
【相撲】東日本学生選手権:来年は一部校入り決める
【バドミントン】日本ランキングサーキット
【馬術】東京都馬術大会
【漕艇(カヌー)】K-1渡邉が大会3連覇・K-4も勝ち2種目優勝
【テニス】関東学生トーナメント:「全日本学生」出場へ
【硬式野球】東都大学野球春季リーグ(2部)
【バレーボール】関東大学リーグ
《部活拝見》-ボウリング部
他・記録コーナー


ご意見、ご感想などがあれば、左上「プロフィール」欄の“編集部への問い合わせ”からご送信くださいます様、よろしくお願い致します。


次号7月号発行は、7月14日(月)の予定です。
次号もよろしくお願い致します!


(専大スポーツ編集部)
 専修大学サッカー部所属、先日特別指定選手に選ばれ、J1柏レイソルに練習参加していた渡部博文が6/21(土)、柏レイソルのホーム・日立柏サッカー場にて、両チームほぼベストメンバーで行われたJ1・FC東京との練習試合(45分×2)に出場を果たした。


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 先発メンバーからは漏れたものの、後半はじめから左のセンターバックとして35分間出場。
 しかし緊張や疲れからか、序盤は大学サッカーで見られる渡部本来のプレーはなりをひそめ、決定機を相手に献上。 それでも徐々に慣れ始めた終盤は、ルーズボールを跳ね返すなど、要所を締めるプレーを見ることができた。 またセットプレーでは前線に上がるなど、攻撃面でも期待されている印象を受けた。

 結果として柏レイソルは、前後半合わせて1-3とFC東京に敗れてしまったが、チームとしても渡部個人としても、今週から再開するJ1リーグに向けて、良い経験になる試合だった。
 また、渡部が相手のフォワードの平山相太(元国見高校・元筑波大学)らと競るシーンなど、普段テレビで目にする選手と渡部がプレーしていることに、サッカーファンならずとも手に汗握るであろう、貴重な光景を目の当たり。試合中には、周りの柏の選手から“ナベ”と呼ばれ指示を受ける姿からは、すっかり柏レイソルの渡部を印象づけられた。
 

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 5月27に特別指定選手になって約1か月。この試合以外にも、中田英寿氏主催の日本選抜との練習試合出場(1GOAL)や、新潟キャンプに参加するなど、順調に力をつけている様子。
 柏の方々にもチームの一員として認められ、試合後にファンから写真をせがまれたり、関係者から愛着を込めて”ムーディ”(ムーディ勝山に似ていることに由来)と呼ばれることも・・・。
 
 先に述べたが、今週からはJ1リーグも再開。 しかし怪我人が復帰し、現在4位(18チーム中)と好調の柏レイソルでの試合出場というハードルは高い。 だが練習試合に出場することからも、監督からの期待の高さは伺え、きっと出場の機会は訪れるはず。 渡部更なる飛躍と、公式試合出場を心より楽しみにしている。

インタビュー

渡部博文
―今日の試合について
:まだまだ初めてのことが多く、戸惑ってしまった。チームの選手ともコミュニケーション不足が否めず、上手く連携が取れなかった。これからの練習で詰めていきたいと思う。

―柏レイソルで練習してみて、ここまでの手ごたえ
:自分としては、全然やっていけると思っている。

―大学サッカーとの違い
:スピード、体格・体の大きさ。大学サッカーとは一回り違うように思える。

―3年前と比べ、柏レイソルの印象は(山形中央高校時代にも練習参加)
:メンバーもだいぶか変わっていたし、雰囲気も全然違った。 またサッカーとしても「走るサッカー」を戦術としている。

―“ムーディ”というあだ名は誰に付けられた?
:よくわからないけれど、来た当初からトレーナーさんや、いろいろな人に“ムーディ”と呼ばれていた(笑)。 最近では後輩からも“ムーさん”って呼ばれたりもします・・・


石崎 信弘(柏レイソル監督)
―渡部選手について
:体が大きい割に、足もとのコントロール技術がしっかりしている。反応も遅くない。
ただ、体の強さ・ビルドアップ・俊敏性などは改善が必要に思える。

写真

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【馬場雄也・ネット2】
6月22日、慶應大学日吉グラウンドにて春季関東学生ホッケーリーグ一部二部入替戦が行われ、8-1で駿河台大学に敗れ、専大の二部残留が決定した。

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ゲームの主導権を終始相手に握られ、一部との差を痛感した試合となった。

悪天候にも関わらず、最後まで戦い抜いた選手たちに拍手を送りたい。

試合後、有馬監督は『今日の試合は完敗でした。次の大会に向けてまた一から頑張っていきたい。』と語ってくれた。

当面は東日本学生ホッケー選手権、秋季関東学生ホッケーリーグに向けて調整していく。


今回の春季リーグを通して現在のチームの状態や今後の課題を改めて認識することができた。

大学に入学して初めてフィールドホッケーというスポーツと向き合うことになったが、スピード感溢れるゲーム展開に魅了され、あっという間にフィールドホッケーの虜になってしまった。

これからも専大ホッケー同好会を応援していきたい。

【取材=高田有梨・文1(写真)、大津智世・経営1(記事)】
 6月22日17時より、代々木・織田フィールドにて全日本駅伝の予選会が行われた。

1組 金子純也・桑原豊

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▲金子

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▲桑原


2組 嬉野純平・五十嵐祐太

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▲嬉野

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▲五十嵐


3組 森脇啓太・五ヶ谷宏司

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▲左・五ヶ谷、青学の選手の後ろ・森脇


4組 木下卓己・井上直紀

補欠 星野和弘・星孟宏


【8名の合計記録】

4時間01分04秒49  10位(予選突破ならず) 



 思いは秋へ。夏合宿を経て、箱根駅伝予選会に全てを懸ける!








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後半、外角のシュートをはじめとし専大に流れをよんだ1年生ガード、畑伸秀



 6月18日、駒沢屋内球技場にて第48回関東大学バスケットボール新人戦(1・2年生対象)の3回戦が行われ、専大は慶応義塾大に81-95で敗れベスト16に終わった。
 
 トーナメント方式の今大会は予選がすでに5月31日から始まっていたが、昨年ベスト8の専大は本戦1回戦はシードで、2回戦からの登場。16日に代々木第二体育館で東洋大学と対戦し94-57で快勝、3回戦へ順調に駒を進めた。

 本日の相手慶応義塾大は、昨年の成績は振るわなかったものの1・2年ともにタレント揃いの強豪。優勝も狙えるとの呼び声が高いが、こちらは高さと個人の爆発力で対抗。
 
 第1ピリオド後半、連続のバスケットカウント、オフェンスファウル…と、ファウルトラブルに苦しめられる。ローポストで張威威(営2・霞ヶ浦高)を使い、なんとか点をしぼり出す状況。ロースコアなゲーム展開となった。こちらのファウルは止まず残り1分21秒、専大たまらずタイムアウト。
 「金田(大輝・経済2・飛龍高)、外岡(孝幸・経済2・常盤大学高)は何本もファウルを取られフラストレーションが溜まっていた。あれは正気に戻させるためにとったタイムアウト。選手達には“しなくていいファウルはするな”と話した」と中原雄監督。その言葉通り、自分達のバスケットが全くさせてもらえないストレスが見受けられた出足となった。

 第2ピリオド。なおも慶応義塾大の高確率のジャンプシュートとワンテンポ速いパス回しやスピードに翻弄され、なかなか流れを変えられず徐々に点差を広げられていく。
 しかし2ピリ後半、徐々にこちらが流れを呼び寄せ始める。その起点となったのはセンターの張。「ガードが1年生で、春も使っていないので経験がないだけに、張の調子が出るのを待つ、というところはあった。流れが駄目なとき、ココ、という攻めるポイントを把握できている」と中原監督。
 張は198の長身だが、自ら運びもし、スリーも決めた。ゴール下では強引ともいえるパワープレイで魅せ、そのマルチなプレーで慶應をやや困惑させミスを呼び、今度は相手がファウルトラブルに陥る。こちらは1ピリと異なり、残り1.8秒までチームファールはゼロ。しかし、やはり痛いところでの追加点を奪われてしまい、26-47と1ピリの8点差から大きく離され21点差で前半終了。

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張のゴール下での存在感はゲームNo.1だ


 後半第3ピリオド、専大巻き返しムードの立役者となったのは、1年生ガード三井栄治(商1・日大山形高)と畑伸秀(営1・日大山形)の日大山形出身コンビ。三井が積極的なドライブインで中をかき乱し、畑が外から決めた。審判の度重なる張へのトラベリングの笛と、再びのファウルトラブルにも、雰囲気は悪くない。途中から出場の根岸健太(経済1・前橋育英高)もナイスディフェンスで貢献。畑はスリーポイントラインでのファウルも得た(フリースローが3本になる)。
 また3ピリから、シュートが入ってからのディフェンスを前半のオールコートマンツーからゾーンプレスに変える。積極的なダブルチームで慶應のミスを誘った。しかし詰めのところで止められず、55-81と点差が開く。だが、最後のピリオドで勝負する流れは出来た。

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畑とともに、試合通して果敢に攻めた1年生ガードの三井


 最終第4ピリオド。3ピリでのプレスはなお威力を発揮し、相手のリズムを狂わせる。残り4分40秒、タイムアウト慶應。得点は67-85。ずっとあった20点以上の差を18点差に詰めた。畑のスリー、三井のドライブでオフェンスは好調。守備面でも、“ディフェンスから流れをつくる”というチームのテーマ通りに、良い流れが続く。残り4分08秒、張が5ファウルで退場してしまうが、残り2分、ついに点差を14点までに縮めた。そのあとも畑のスリー、光るアシストで追加点。だが3ピリまでの慶應の貯金は大きく、81-95で試合終了。

 前半だけ見ていると、センター・張の調子に委ねているところが大きいのだろうと思われたが、後半の新人の働きは目を見張るものがあり、センター頼みではないチームの力を見せつけた。
 中原監督も「正直、畑は意外だった。ここまで1年生のガードがやってくれるとは。リーグ戦ではもしかすると使えるかもしれない、という考えまで浮上した。その意味では、今大会は課題も多いが、嬉しい発見もあった。実際の形となって頭角を現した三井・畑だけではなく、新人には全員期待している。不安なのはフォワード。リバウンドの意識が全然足りない。うちは何で勝たなきゃいけないかといったら、リバウンドとディフェンスなのだから。上級生の調子が出ないとき、張、宮城(信吾・営2・美来工科高)、太田(真司・営1・鶴岡工業高)たちがやらなければいけない。太田などはものすごくバネがあるのだから、とにかくいかないと。相当のリバウンドの意識を徹底して持たなければならない。だがリバウンドというのは実際、意識というよりも行動が全て。その中で何本取れるかの世界。リバウンド力のある上級生を見て、覚えて、絡んでいってほしい」

 また、「今大会の新人の活躍は、見ていた上級生にも良い刺激になった。きっとケツに火がついたでしょう。もっともっと1年生は上級生相手にやりあえるように頑張ってほしい。強くなりますよ」と期待の面持ちで中原監督は語った。

 今回をきっかけにチーム内での切磋琢磨が激化し、全体が底上げされた専大男バスが秋のリーグ戦で見られることを、楽しみに待ちたい。



《記録》

スターティングメンバー
外岡孝幸、金田大輝、張威威、三井栄治、太田真司


         12-20
         14-27
●専大 81    -     95 慶應義塾大○ 
         29-34
         26-14


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▲外岡孝幸

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▲寺瀬和貴(営2・専大付属高)

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▲根岸健太

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▲太田真司



(松本 かおり・文3)

 
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 今年3月から行われていた、ナショナルチームおよびロンドンオリンピック強化指定選手選考会の最終選考会が、6月1日に国立スポーツ科学センターで行われ、阪野弘和(経済3・武生商高)が5位に入り、強化事業及びFIE国際大会に出場することができる、ロンドンオリンピック強化指定選手に選ばれる運びとなった。

 これを受けて阪野は「今回は団体じゃないので、自分のフェンシングを最後まで貫くことを課題にした。緊張したが、いつもどおり気負わずに戦うことができ、5位という結果は自分としては順当な結果だったと思う。 ロンドンオリンピックについて、4年後なので何とも言えないが、強化指定選手に選ばれた以上は目標を高く持ち、そこを目指して頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 確かにロンドンオリンピックと言われても、実感がわかないかもしれない。しかし案外早く過ぎる長さでもある。あの世界中が熱狂する国際舞台で、もしかしたら活躍する勇姿を見ることができるかもしれないのだ。4年後、阪野がそのフィールドに立っていることを心から願いたい。

(馬場雄也・ネット情報2)


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↑馬とのふれあいイベントも活発な馬事公苑にて

 6月14日と15にち馬事公苑で争覇戦が行われた。
 今回は個人戦ではなく、完全チーム戦。そしてトーナメント方式。

 専大は1回戦、早稲田大学と対戦。しかし、相手の馬がインフルエンザに感染しており、不出場。
 不戦勝という形で2回戦に駒を進めることになった。

 2回戦、これに勝てば決勝である。相手は強敵明治大学。
 障害ミスが目立つ専大に対して、明大は確実にこなしていく。
 専大も好タイムを出すなどして、もがいたが結局、勝ち点1対5で敗退してしまった。

 その後の、3位決定戦でも農大に敗戦を喫し、4位で終えた。
 
 試合後、武井慎弥主将は
  「(このような成績で終えて)不安が残りましたね。課題がたくさん見つかりました。」
  
  「残された時間で各自それぞれ修正していくしかない。」

  「焦りはありません。」

  「関東学生馬術大会は期待してください。」

と語った。

  前期の大一番となる関東学生馬術大会まで2週間を切っています。
  今回の悔しさをおおいにぶつけてほしい。

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↑菅谷泰一とコピーキャット

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↑松本務の活躍がカギとなる

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↑明大戦で唯一の勝ち点を挙げた木村年宏

     取材=久田照喬(商・2)【記事】  植木泰士(法・1)【写真】  高田有梨(文・1)
全国大会出場決定!!


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6月15日、八王子球場にて全日本大会二次予選が行われ、8対0で東海大に勝ち、全日本への出場権を得た。


2回、レフト前ヒットで出塁した7番山田隼也選手(経4・浜松南高)が、相手のエラーをついて1点を先制。
5回、センター前ヒットで出塁した4番牧野翔太選手(営2・作新学院高)が6番辻幸達選手(法3・若狭高)のライト前ヒットで帰還、
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続く山田・川田の連続ヒット、9番児島祐選手(営1・太田市立商高)のランニングホームランでこの回一気に5点を奪う。
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先発川田展行投手(営1・桐生第一高)は、何度かピンチを迎えたものの、周りの援護と「自分のピッチングができた。」と本人が言うように、持ち前の気合溢れるピッチングで8回までを0点に抑えた。
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最終回、5番菊池健太選手(経4・専大北上高)が出塁し、代打の林真吾選手(営4・観音寺一高)が代打坂東龍一郎選手(ネット2・県岐阜商高校)の犠牲フライ、ワイルドピッチでホームに帰り、ダメ押しの2点を入れた。そのウラ、マウンドに上がったエース田中暁(営3・鳴門工高)が、きっちり0点に押さえ、ゲームセット。念願の全国の切符を手にいれた。
田中暁


リーグ戦を優勝したのにもかかわらず、一次リーグは神奈川大にサヨナラ負けという結果を受け、今日は負けられない試合であった。選手たちはこの一週間、ミーティングで自分たちの気持ちを再確認し、真面目に練習に励んできた。「選手が一つになってよくやってくれた。」と林主将はこの試合を振り返る。

試合後に選手たちは、
「専大旋風を巻き起こす!」(大田)
「4年生のためにも、自分たちが今できることをまっとうしたい!」(久保田・辻)
「まずは一呼吸おいて、一から始めたい。」(三浦)
「4年生は最後なので、全員で勝ちたい。」(加瀬)
「4番として、堂々とプレーしたい。」(牧野)
「自分が勝たせる。」(菊池)
「日本一を目指したい。」(山田)
「地元なので、友達に頑張っている姿を見せたい。」(田中)
「自分のピッチングをしたい。」(川田)
「初めての全国大会なので、楽しみたい。」(児島)

と、全日本大会への意気込みを語ってくれた。

全日本大会は、今まで以上に厳しい試合になるかもしれないが、専大らしさを出し切って、日本一の座をつかんでほしい。

(取材=佐山 竜太・経済2[写真]、森住 綾・文1)

6月14日、八王子市民球場にて全日本大会二次予選が行われ、10対0で足利工業大に7回コールド勝ちをした。
High Touch!


完投した田中暁投手(営3・鳴門工高)は今日のピッチングを「いつもより丁寧に投げた。低めに集まっていてよかった。」と振り返る。
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そんな田中の活躍に応えるように、専大打線は止まらなかった。


特に今試合4打数4安打、ホームラン1本と大活躍した1番久保田真史選手(商3・太田市立商高)。久保田は「先週の試合は、試合の出ているメンバーのせいで負けたと思う。この試合は、自分のためではなく4年生のために頑張った。」と振り返る。
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              (5回オモテ ホームランを打ち、笑顔でダイアモンドを1周する久保田)

明日はいよいよ東海大との決勝戦。勝てば全国への道が開かれる。林真吾主将(営4・観音寺一高)は「今までやってきたことを全部出し切っていきたい。自分たちの野球をすれば勝てるはず。全員の力で勝ちたい。」と意気込みを語ってくれた。

(取材=佐山 竜太・経済2[写真]、森住 綾・文1[文章]、吉野 瞳・文1)
 明後日6月16日と迫る専大スポーツ6月号発行に先立ちまして、現在発行されている専大スポーツ5月号に掲載されている記事の紹介です。
 テキスト版・PDF版(写真も見ることができます)、是非合わせてご覧ください!


カラー面テキスト版
カラー面PDF版
カラー面の内容は…

【卓球】第1回アジア大学選手権-日本代表で杉本、ダブルス準優勝

【アーチェリー】関東学生リーグ:男子Aブロック3位
【水泳】日本選手権:岩崎が100メートル自由形で3位
【卓球】関東学生新人戦 女子単で樽見が3位
【テニス】東京オープン<女子> 相羽・松重組が優勝/じょんのびオープン:男女とも複優勝
【フェンシング】関東大学リーグ:男子フルーレ準優勝
【レスリング】JOC杯ジュニアオリンピック・全日本ジュニアで荒木田、中谷、平川が優勝



白黒(15)面テキスト版
白黒(15)面PDF版
白黒面の内容は…

【アイスホッケー】関東大学:精神面の改革が課題
【アメフト】川崎シリーズ
【サッカー】関東大学リーグ:2年次生が伸びる
【少林寺拳法】関東学生:菅野・密本組が予選突破
【相撲】選抜2大会で新チーム出足好調
【馬術】東都学生-標準障害で武井優勝、柳原2位
【バスケットボール】京王電鉄杯-関東大学選手権へ手応え/サラダリーグ
【バドミントン】世界学生選手権で井上、田村が日本代表で貢献/関東大学春季リーグ戦
【野球】東都大学野球春季リーグ<2部>
《部活拝見》-準硬式野球部


 繰り返しになりますが、6月号は2日後の6月16日(月)発行です。
 配布は専修大キャンパス内にて。

 カラー面をはじめ、専大体育会の新鮮な記事をお届けします!
 次号もよろしくお願い致します。


(専大スポーツ編集部)
 将来性が期待される選手の強化・育成のために関東大学選抜候補が発表され、専修大学からは6名が選出されました。

各チームは、6月21日(土)、22日(日)にJリーグのチームと強化試合を行います。

◎関東選抜Aチーム

NO.7 DF 藤本修司(2年、三菱養和SC)
NO.9 FW 高山 薫(2年、川崎U-18)

6月21日(土)14:00 関東選抜Aチームvs横浜F・マリノス(45×2)
会場:マリノスタウン


◎関東選抜Bチーム

NO.12 MF 佐伯大成(2年、鹿島Y)
NO.14 MF 小幡純平(2年、國學院久我山高校)
NO.15 FW 神村 奨(2年、三菱養和SC)

6月22日(日)10:00 関東選抜Bチームvs東京ヴェルディ(45×2)
会場:読売ランド・ヴェルディ・グラウンド


◎関東選抜Cチーム

NO.6 DF 渡部博文(3年、山形中央高校)

6月22日(日)14:30 関東選抜CチームvsFC東京(45×2)
会場:FC東京小平グラウンド

【馬場雄也・ネット2】

 文字通りフェンシングの大学日本一を決める”全日本学生王座決定戦”が6月7・8日の2日間、中央大学にて行われた。この大会には、先日行われたリーグ戦の男女別・格部門別(フルーレ・エペ・サーブル)の優勝・準優勝した東西の2チームずつが出場(計4チーム)、トーナメント方式で争われる。
 専修大学からは男子フルーレが5月の関東学生リーグで準優勝したため参戦した。

出場メンバー
:西川 哲也  大久 玲  阪野 弘和  sub:大馬 義明  記録員:佐藤 樹


第一試合
VS同志社大(関西学生リーグ優勝)


試合展開
: ゲーム序盤は拮抗、とられたら取り返すというなかなか点の離れない戦い。
しかし徐々に専大は”関西王者”を圧倒していく。その後一度は追い上げられるものの最後は再び引き離して十点差以上付ける大勝を飾り、決勝に進出した。


結果

専修大学 45 - 31 同志社大学


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阪野 弘和

oohisa672

大久 玲

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西川 哲也

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決勝
VS法政大(関東学生リーグ優勝)

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試合展開
: 決勝の相手は先月のリーグ戦で苦杯を舐めた”関東王者”法政大学。是非とも今回はリベンジを果たし、優勝したいところ。
ゲーム序盤、専大は3-5から大久が10-7と逆転、リードしたまま試合は進んでいく。
しかし中盤に入ると、監督の叱咤に落ち着きを取り戻した法大は15-13から19-25と逆転、徐々に専大を引き離し始める。
 専大も一時は13点差まで開いたスコアを最後の粘りで6点差までに追いつけるも、後1歩届かず試合終了。またも法大という壁を乗り越えることが出来なかった。

結果

阪野―――大久―――西川―――阪野―――西川
 3-5    10-7   15-13   15-13   
    ―――大久―――西川―――阪野―――大久―――終了
19-25   22-30   23-35   33-39   39-45

専修大学 39 - 45 法政大学



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阪野 弘和

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大久 玲

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西川 哲也



コメント
(今回は出場メンバーが全員いる状況で行いました)
―準優勝という結果ですが、どうお考えですか?
:毎年法政にやられていて、壁を破れないという感じ。

―どう行った部分がまだ足りないとお思いですか?
:気持ち負け・動き負け・下がり遅れ。
距離感をしっかりとらないと相手も上手いのでやられてしまう。あと決定力不足。

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左から西川・大久・阪野・大馬・佐藤


【馬場雄也・ネット2、森住綾・文1】
6月8日、法政大学多摩グラウンドにて春季関東学生リーグ優勝決定戦が行われた。

先日行われた一橋大学戦を制した専大は2部優勝のタイトルをとり、良い流れで入替戦へ挑めるように今日の学習院大学との決勝戦に臨んだ。
試合開始

序盤から学習院大学の攻撃に圧倒されるが守護神・平野貴規(経済3・浜名高)の好セーブにより得点のチャンスを許さない。

しかし前半20分、サークル内のこぼれ球を相手に押し込まれ先制点を許してしまった。

なんとしてでも得点が欲しい専大は果敢に攻め続けるがなかなかゴールに繋がらず、0対1で前半を終えた。

続く後半、両チームとも攻撃の手を緩めることなく激しいプレーが続く。

専大は度々チャンスを作るもののゴールを決めることができない。

逆に後半17分、学習院大にペナルティーコーナー(PC)を与えてしまい追加点を与えてしまう。

2点を追う厳しい展開になったが、後半26分途中交代の1年・小川裕也が1点差に追い上げる初ゴールを挙げた。

このまま流れに乗りたい専大だったが最後まで学習院大の粘りのプレーにに苦しめられ、1対2で試合を終えた。

試合後のコメント:有馬哲朗監督

今日の試合について…
『負けて残念だったが、良い試合が出来たから悔いはない。選手達も精一杯頑張ってくれました。』

今後の課題について…
『個人の技術を高めていくと同時にパスやシュートなどの基本に戻って正確なプレーをすることがチームの課題。今日の結果を受け止めて次の試合につなげていきたい。』

次はいよいよ1部2部入替戦!

6月22日、慶応大学日吉グラウンドにて駿河台大学と運命の一戦が行われる。

厳しい練習環境の中でも“一部昇格”を掲げ、懸命に練習に励んできた専大ホッケー同好会。

その大きな夢が現実味を帯びはじめてきた。

また、第27回全日本大学ホッケー東西交流戦・東日本代表メンバーに専大から5名の選手が選出された。

○永沼佑輔 (文4・伊豆中央高)
○川越大揮 (法3・石動高)
○高田法文 (経済2・石動高)
○西川翔太 (経済2・巻高)
○宮崎翔大 (経済2・伊豆中央高)

なお、試合は6月29日に大阪市長居球技場で行われる。

一人ひとりの力が関東リーグにおいても十分に認知されるようになってきた。

今後の活躍に期待したい!

【取材=佐山竜太・経済2(写真)、大津智世・経営1(記事)】
6月7日、八王子市民球場にて全日本大会1次予選が行われ、4-5で神奈川大学に惜しくもサヨナラ負けを喫した。しかし、来週から始まる2次予選の2勝すれば全国への可能性は残っている。

今日の悔しさを必ず選手たちは次の試合にぶつけてくれるだろう。
全員野球で日本一目指して頑張ってください。
久保田
久保田真史      (1回オモテ相手の出ばなを挫く3塁打を打つ)
三浦峻
三浦峻             (8回ウラ、相手のスライディングをかわしダブルプレーを決める)
加瀬
加瀬将志             (3回オモテツーランホームランを放つ)
牧野
牧野翔太             (8回犠牲フライを打ち、4点目が入る)
辻
 辻幸達                   (果敢にセーフティーを狙う辻)
田中
田中暁                  (気合の入ったピッチングを見せる田中)

(佐山竜太・経済2、森住綾・文1)
 



5月30日から6月1日まで馬事公苑で、全日本ジュニア総合馬術大会が開催された。
 学生だけではなく、幅広い年齢層が参加した今大会、モチロン我が専修大学からもたくさんエントリーされた。

 今大会は、調教審査、耐久審査(クロスカントリー)、余力審査の3種目の総合点で順位が付けられるという、月末の関東学生馬術大会と同じ内容の大会ともいえる。
 それだけに、本番さながらのプレ大会として今後を占う1戦となった。

 順位の決め方は、簡単に言うと、3種目の減点を合わせた総減点が少なければ少ないほど好成績ということになる。

 ここで、月末の関東学生馬術大会に備えて簡単に各種目の特徴を述べてみよう。

調教審査
→馬術のイメージとは違い、障害を乗り越える競技ではない。決められた動作を的確に魅せ審査員にコンビネーションを披露する競技。唯一の採点方式。

耐久審査(クロスカントリー)
馬術の最大の見せ場。平坦な馬場から離れて、起伏にとんだコースに設けられた難易度の高い障害を乗り越える競技。騎乗者の技術と馬の体力や勇気が問われる。

余力審査
→馬場(限られたスペース)にて四方八方ある障害を順番に乗り越える競技。広々としていないのでスピードが出しにくい。また最終種目なので馬の体力が気になるところだ。


☆今大会のエントリー★
CICワンスター
・武井 慎弥(経4・奈良高) ギャレストロ

トレーニングクラス
・小田原 頌(営3・淵野辺高) ゴールドスター
・菅谷 泰一(経1・浦和東高) スフォルツァ

ヤングライダー
・田所 俊輔(商4・光泉高) モンブランⅡ
・木村 年宏(営4・文教大明清高) コートダジュール
・柳原 大徳(商3・各務原高) エイムライト
・鶴林 舞(商2・前橋高) エンドーペロー

 

 先週に引き続き入賞ラッシュとまではいかなかったものの、各選手が元気な姿を見せてくれた。関東学生馬術大会まで1ヶ月を切り限られた試合で調整もいよいよラストスパートとなってきた。
 そんな中、菅谷が好調だ。先週に引き続き3位(トレーニングクラス)と表彰台に乗る結果を残した。
 盤石の調整といえるだろう。

 逆に心配なのが、エース馬のエンドーペローだ。調教審査はまずまずだったが、耐久審査(クロスカントリー)で何度も障害に引っ掛かり大きく減点をくらった。その影響で余力審査は棄権で、悪い所が出てしまった。
 巻き返しが期待される。

 いよいよ今月末、前期の集大成を魅せる関東学生馬術大会が行われます。
 選手の皆さん、ベストを尽くして悔いのないよう暴れてください。体調管理も気を付けてください。

○今回の結果○
CICワンスター
 8位 武井 慎也 総減点71.8       ギャレストロ


トレーニングクラス
 3位 菅谷 泰一 総減点60.8(調60.0、耐0.8、余0)     スフォルツァ
 9位 小田原 頌 総減点115.2(調78.8、耐36.4、余0)    ゴールドスター

ヤングライダー
 9位 柳原 大徳 総減点177.8(調65、耐86.8、余26)    エイムライト
 失権 鶴林 舞  記録なし  (調59、耐126.2)       エンドーペロー
 失権 木村 年宏 記録なし  (調69.8)            コートダジュール
 棄権 田所 俊輔                         モンブランⅡ


 菅谷(トレーニングクラス3位入賞)競技後の談話
   Q 3つのうち何が良かった
     「調教が良かったですね。」
   
   Q 強豪校もいましたが意識したか
     「競り合うというよりも今回も調整という形で専念しました。」

   Q ここまで来て馬との相性は
     「スフォルツアとは2ヶ月ですが、馬の調子も上がってきました。」

   Q 月末にむけて一言
     「そうですね、馬も自分も丁度ピークでむかえれるよう頑張っていきたいです。」

クロカン小さめ
▲耐久審査(クロカン)にての菅谷 

0601表彰台小さめ
▲表彰を受ける菅谷(中央)。時折、笑顔も。

  【取材=久田照喬・商2(記事) 高田有梨・文1 植木泰士・法1(写真)】
 サッカー前期リーグ・最終第11節、専大はJ2横浜FCの本拠地でもあるニッパツ三ツ沢球技場で、今期共に1部昇格を果たした神奈川大学と対戦した。
 前節筑波大に勝利し、試合前の順位を6位まで上げた専大。前日の試合で5位筑波大が敗れたため、勝てば5位で前期を終えることができる。だが逆にもし負けるようなことになれば、大幅に順位を下げる可能性も。その上対戦する神大は、専大とわずか勝ち点1差の7位と”絶対に負けられない戦い”であった。


試合内容

最終節ということもありスタジアム内は活気にあふれる中、 
専大:赤のユニフォーム 神大:青のユニフォームで 13:50 kick off !!
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前半
 前節筑波大相手に終始サイド攻撃主体で攻め続けることができていた専大だったが、前半は防戦一方と言える状態だった。専大は今回もサイド攻撃を主体に攻めていくのかと思われていたが、神大に途中でボールを奪われてしまうなど、寄せの速い神大DF相手に阻まれてしまうことが目立つ。
 対して神大は、主に中央と右サイドを中心に使いボールを前線まで持ち上げ、センタリングや切り込みを利用してゴールを狙ってきた。
 それでも専大は決定機を与えず無失点に抑え、ボールを奪ってからの素早く回していくカウンターを仕掛けていく。すると35分、シュートの跳ね返りを佐伯が詰め2試合連続の先制ゴール!専大はリードした状態で前半を終えることができた。

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後半
 前半攻め続けていた神大は後半になってもその勢いは衰えず幾度となく専大ゴールを脅かす。
 しかし専大も凌ぎ続け、前半に比べてサイドの選手へボールがつながることが多くなっていき、
追加点なるかというシュートもあったが惜しくもサイドネットだった。
 ここまで無失点で耐えていた専大だったが65分、ついに神大にセットプレーからのこぼれ球を押し込まれ同点とされてしまう。
 その後専大は関根にボールを集め両サイドへボールを散らすという攻め方で、勝ち越しのゴールを狙っていく。しかし試合終了直前の89分、神代のドリブル攻撃を凌いだ直後のCKでファーサイドの選手をフリーにしてしまい、神代に逆転のゴールを許してしまう。
 このまま敗戦かと思われた後半ロスタイム。右サイドを抜け出した関根が相手ともつれ合いながら執念のセンタリング!このボールがなんと神大GKの頭上を越え、奇跡の同点のゴール!
 このまま試合終了。痛み分けとなったが、なんとも大きい勝ち点1を手に入れた。

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試合結果

先発フォーメーション
4-3-3


神村 奨
  ⑪                    ⑲
  高山 薫      ⑩       小泉慶治
⑧ 小幡純平 ⑦
関根雄太   佐伯大成
  ⑫                   32
  藤本修司   ③      ⑤   松本陽介
  渡部博文   鈴木嵩之
21           
朴 泰希


SUB:
GK:柿沼優太 DF:小川直純 石井俊輔 
MF:庄司悦大 大森広大 FW:藤倉千明 石井佑季

選手交代
82分 OUT 神村 奨 → IN 大森広大
82分 OUT 小泉慶治 → IN 石井佑季
89分 OUT 関根雄太 → IN 庄司悦大



 引き分けの勝ち点1を得て早大と筑波大に勝ち点で並んだが得失点差で他校を上回り、前節同様6位で前期リーグを終えることとなった。
 今節2失点してしたものの、リーグ内においては総失点が少なく守備は安定していると言える。
 秋から始まる後期リーグは前期の経験を生かし、目標である”勝ち点30”に向けて引き続き頑張っていただきたい。そのために夏の練習で彼らが一回り大きく成長する姿を期待している。 
 なおリーグ中断期間中は、6月14日(土)から総理大臣杯の予選が行われる。こちらの方でも良い結果を期待したい。


コメント

源平 貴久監督
―今日の試合の感想は?
:神大は前に前に出てくるチームだった。前半点を取ることができ良い形でプレーできていたと思う。だが課題であるセットプレーからの2失点だったので、そこは修正していかなければいけない。こういう試合を負けないで終えることができたことは大きい。

―6位という順位で前期を終えたが?
:リーグは混戦していて、あまり順位はあてにならない。夏にどれだけ鍛えられるかで秋の順位は決まるので、勢いづけて波に乗りたい。目標は勝ち点30(現在勝ち点13)なので、残り17点を目指して頑張りたい。

―渡部選手が柏レイソルの特別指定選手に選ばれたが?
:ありがたいお話をいただいた。プロの中に混ざるということは力をつけるチャンスであると同時に結果が全てなので、全力を出し切るよう頑張ってもらいたい。


渡部 博文選手(ゲームCAP)
―リーグ戦を振り返って
:波が激しいし、失点も多い。まだまだ甘いところがある。ウチはつなぎで勝負するチームなので、ゴールキックからの場面など、セカンドボールをもっと拾っていければいいと思う。それともっと相手陣地でプレーしたい。

―柏レイソル練習参加について
:今回たまたまこのようなお話をいただいて、自分もいずれはプロの世界でプレーしたいと思っていたので光栄に思う。練習に参加してみて、プロの選手方は一人ひとりが強い意志を持っていて、同時に速さ・技術も高かった。そのような人たちに追いつこうと必死に努力しています。


関根 雄太選手
―試合内容について
:個人的にはミスが多くて、納得のいくプレーができなかったと思う。

―ロスタイムの劇的同点ゴールだったが?
:あのゴールは、中で誰かが合わせてくれればと思ったボールだった。ロスタイムで追いつくことができて良かった。
 
―関根選手が復帰してからチームの調子が良くなったように思えるが?(第2節早大戦で負傷。前節復帰)
:ケガの間試合を外から見ていて、ロングパスが多いように感じた。そこで、復帰してから自分が起点となって、ショートパスを有効に使えたかなと思う。

―後期リーグに向けて
:目標は勝ち点30なのであと17点取れるよう夏にレベルアップし、1試合1試合大切にしていきたい。


PS.これは全くの余談であるが、個人の意見として専大の応援の少なさには毎節落胆している。
今節も専大サッカー部は“集中応援試合”と題打ってチケットの無料配布を行っていたのだが、それでも他校と比べて寂しさを感じられずにはいられなかった。
 スポーツの花形の1つであるサッカーで、関東1部リーグに所属していることは想像以上に凄いことであり、実際プロ予備軍といっても過言でないほどのレベルの高さである。現に渡部選手が柏レイソルに練習参加要請を受けたことはこれの表れであると言えるだろう。
 確かに試合会場は専修大学から遠い場所が多いのだが、実際に1試合だけでも見ていただければサッカーの楽しさは十分にわかっていただけると思う。
 観客の声援は大きな武器であり、これは他競技でも言えることである。専大の皆さんには、機会があれば是非とも会場に足を運び、選手をサポートしていただきたい。

写真

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渡部 博文

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松本 修司

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小幡 純平

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劇的度点ゴール!関根 雄太

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2試合連続ゴール!佐伯 大成

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朴 泰希

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高山 薫


<馬場雄也・ネット2、佐山竜太・経済2、細田佳希・法1>