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画面中央が渡辺


 このたび専修大学サッカー部背番号③・DF渡部博文(わたなべ ひろふみ)経済学部経済学科3年/山形中央高校出身が、2008年JFA・Jリーグ特別指定選手として(財)日本サッカー協会に承認されました!!

JFA・Jリーグ特別指定選手とは
目的:サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を超え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。
概要:全日本大学連盟、全国高等学校体育連盟、またはJクラブ以外の第2種日本クラブユース所属チーム登録のまま、Jリーグ等の試合に出場可能とする。

プロフィール
選手:渡部 博文(Watanabe Hirofumi)
ポジション:DF
生年月日:1987年7月7日生まれ
身長/体重:185cm/75kg
所属元:専修大学体育会サッカー部
所属歴:長井→ジュニアフットボールクラブ長井→長井南中学校サッカー部
→山形県立山形中央高等学校→専修大学体育会サッカー部
特徴: 185cmの長身で、ヘディングと技術を兼ね備えたディフェンダー。的確なコーチングも持ち味。

記事<馬場雄也・ネット2> 画像<細田佳希・法1>
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 5月24日、いつものように馬事公苑で東京都馬術大会が開かれた。
 今週は専大勢から3名出場(130cmスピード&ハンディネスの部)した。

 ・菅谷泰一(経1・浦和東高)・コピーキャット号
 ・武井慎弥(経4・奈良高)・ギャレストロ号
 ・松本務(営3・農業経営高)・ルナ・モジュール号

 3選手とも、上々のパフォーマンスをこなし、専大勢が上位を独占するような結果となった。
 なかでも、菅谷は最終選手が始まるまで暫定1位であった。しかし、惜しくも最後かわされ2位という結果に落ち着いた。

 菅谷②ちいさめ
▲好タイムの菅谷

 ☆競技後、選手の談話☆  
  
  (武井主将)
  「今日は6月末にある関東学生馬術大会に向けての調整でした。」
  「皆、順調に調整が出来て良い感じでした。」
  「来週も大会があるので、全力を尽くしていきたいです。応援よろしくお願いします。」
 
  (菅谷選手)
  Q最後の最後で逆転されてしまいましたが・・・
  「こんなもんですね。勝てるかどうかは5分5分ていう感じでした。」

 来週は全日本ジュニア総合馬術大会です。たくさんの選手がエントリーされているので活躍が期待出来ます。


  ○今回の結果○
2位  菅谷 泰一コピーキャット  87.95(内訳:タイム83・95、減点4)
3位  武井 慎弥ギャレストロ   88.52(内訳:タイム88.52、減点0)
4位  松本 務ルナ・モジュール  90.74(内訳:タイム86.75、減点4)

◎武井③小さめ
▲ギャレストロと抜群な武井

松本⑥ちいさめ
▲小さく旋回しタイムを伸ばす松本

    (取材=久田照喬・商2、高田有梨・文1、植木泰士・法1)
5月27日に行われた春季リーグ最終戦・対駒澤戦は、5対4で専大が勝利し、リーグ戦3年ぶりとなる優勝を収めた。

試合はいつもと違う緊張感が感じられた・・・・・・・・・


5回まで専大はなかなか流れに乗れず、1対3で2点を追う展開。しかしここから専大の本領が発揮された。

5回表に1番久保田真史(商3・太田市立商高)がフォアボールで出塁し、相手のエラーで1点差に追い詰めたものの、その裏に2安打を打たれ、またしても2点差にされる。

しかし6回、6番辻幸達(法3・若狭高)のライト前ヒットで出塁し、
辻1

7番山田隼也(経4・浜松南高)の犠打でランナーを2塁に進めると、
山田1

9番児島祐(営1・太田市立商高)のレフト前ヒットで1点差、
児島1

続く久保田のライト前ヒットでついに同点に追いつく。
久保田1

そしてこの回エース田中暁(営3・鳴門工高)に代わり、川田展行(営1・桐生第一高)がマウンドを任される。川田は投げるたびに帽子が脱げ落ちるほどの力投で駒澤を0点に抑えた。
川田4

川田3

川田1

川田2


勝負を決めたのは8回表。
フォアボールで出塁した辻を山田がバスターエンドランで3塁へ進めると、
山田2

チャンスで回ってきた児島がセンターに犠牲フライを放ち、
児島2

ついに1点を勝ち越した。
ホームイン1

ホームイン2

ホームイン3

ホームイン4

ホームイン5

児島選手はこの場面を「好きに打っていいと言われたので、思い切って打つことができた」と振り返った。

この回の裏は三者凡退で守り、ついに最終回。川田は安打、死球でランナーを二人出したが最後はピッチャーゴロで自ら3アウト目を取り、1点を守り抜いた。

スコア


この試合を終えて、選手たちは
「このリーグ戦で選手は成長した。チームが1つになった結果だと思う」(林)
「優勝は素直に嬉しい。また切り替えて、挑戦者の気持ちで臨みたい」(久保田)
「勝って全国に行きたい。このリーグ戦で学んだことを活かしたい」(児島)
と話してくれた。

今回の優勝により、専大はリーグ1位として、全国大会の予選トーナメントに出場する。
1試合勝てば全国大会への出場が決まるのだが、優勝したといえどもまだまだ気を抜けない。
「勝たなきゃ意味がない。全員で集中して、全員野球で勝ちたい」と林真吾主将(営4・観音寺一高)は言う。
準硬式野球部は、専用グランドもなく、決して良いとは言えない環境下の中全員野球で優勝をつかんだ。この優勝ついて監督代行を務めた大田純也主務(文4・専大北上高)は「選手たちのおかげで優勝ができた。監督冥利につきます。」と謙虚に語った。

気持ちを一つに全国をつかみ取ってほしい。
準硬のみなさん、優勝おめでとうございます!!

(佐山竜太・経済2、森住綾・文1)


5月24日に行われた春季リーグ対国士舘大(第3戦目)は9対3で専大が勝利した。

林主将が不在の中、山田隼也副主将(経4・浜松南高)はこの試合を「みんなで最初から集中力を切らさずいこうと思った。」と振り返る。
川添1

専大は、1年半ぶりに先発を任された川添真広(法3・県岐阜商高)の「気持ちが8割」と語る、気合溢れるピッチングで3回までを1点に抑える。
三浦1

攻撃では、初回に2番三浦峻(商4・専大松戸高)のセンター前ヒットに続き3番加瀬政志(商4・専大松戸高)のフォアボール、4番牧野翔太(営2・作新学院高)のデッドボールでランナーをため、
菊池1

5番菊池健太(経4・専大北上高)のライト前ヒットで2点を先制した。

児島1

久保田1

牧野1

続く2回も9番児島祐(営1・太田市立商高)の2塁打をはじめ、1番久保田真史(商3・太田市立商高)のバントヒット、牧野の連続ヒットで2点を挙げた。

3・4・5回も勢いは止まらず、田中暁(営3・鳴門工高)、川田展行(営1・桐生第一高)も好投を見せ試合を盛り上げた。
田中1

川田2


中盤は「点差が開いたことで『勝てる』という気持が出てしまいエラーや無得点の回が続いてしまった。」と三浦が言うように、6・7回は失策で2点を取られたものの、8回は菊池のダメ押しライト前ヒットで追加点を奪い、勝利を勝ち取った。

専大は、24日の駒澤戦に勝てば、春季リーグ3年ぶりの優勝となる。選手たちは、
「入学して以来、春の優勝がないので、絶対に勝ちたい。」(山田)
「1年の秋以来優勝がないので、プレーオフに出たい。」(三浦)
「やるしかない!」(川添)
と意気込みを語ってくれた。

(記事=森住綾・文1、写真=佐山竜太・経済2,大津智世・経営1)
 5/24日(土)、サッカー・関東1部リーグ戦前期第10節筑波大戦(11:30KickOff)が江戸川区陸上競技場で行われ、専大は1-0(前半0-0)で見事勝利をおさめた。

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 このところ調子を落とし5試合勝ち星に見放されていた専大は、試合前の順位で降格圏の11位東京学芸大と勝ち点2差の10位。しかし逆に6位との差もわずか1と混戦が続いており、この試合で良くも悪くもなる可能性がある。是が非でも勝ち点を加えておきたいところ。
 対するは現在5位の筑波大。彼らも上位集団から離されまいと、モチベーションが高いはずであり、試合前から熾烈な好ゲームが予想された。

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<試合展開>
赤のユニホーム専大・青ユニホーム筑波大でKickOff。

前半
 試合は専大ペースで進んでいく。細かいパス回しと、4-3-3というフォーメーションの特徴を上手く活かしてサイド攻撃。右サイドに切れ込み、サイドチェンジから左サイドを崩していくという戦術で、相手後ゴールに幾度となく襲いかかった。しかし相手ゴールキーパーの攻守もあり、ゴールを奪えない。
 一方の筑波大は個人技重視。ボールを持つと果敢にドリブルを仕掛けてきたが、キーパーを抜かれかけた1度を除けば、専大の組織的な守りの前に高い位置で奪われカウンターを受けるという悪循環に陥っているように見えた。
 結局0-0のまま前半は終了した。
 
後半
 やはり試合はやはり専大ペースで進んでいった。前半以上に攻め込み徹底的にグラウンダーのクロスをゴール前に入れていく。しかし、後半だけでも10本以上は打ったであろうシュートもことごとく相手キーパーにはじかれ続け、もどかしい時間が続いていく。
 そんな中、カウンターからピンチが訪れる。左サイドをスルーパスから突破した筑波大はキーパーと1対1になりシュート。ボールはクロスバーにあたり、こぼれ球が再び筑波大選手へ。しかし相手選手がこれをふかしてしまい、九死に一生を得る。
 そしてこれから1分後、専大に待望の先制点が生まれる。
後半67分 右サイドから崩してクロスボール。このクリアボールがクロスバーに当たり、ボールは7番佐伯のもとへ。これを冷静にインサイドで決め、ついに先制点を手に入れた。
 このあと専大は効果的に時間を使い、このまま1-0で試合終了。5試合ぶりの待ちに待った勝ち点3を手に入れた。


試合後インタビュー
源平 貴久監督
―5試合ぶりの勝利となりましたが、今日の試合の感想をお願いします
: 8番(関根 雄太)がケガから復帰し、流れが良くなった。前節までは関根という軸がいなかったので内容的にもまずい試合だった。
 今日の試合、中盤をこちらが支配してボールを散らすことができたのでチャンスを多く作ることができたと思う。守備陣もふがいなかった前節から弱点であった“メンタリティ”の部分を感じ取ってくれて、0点に抑えてくれた。

―右サイドから切れ込み、左サイドへのサイドチェンジというシーンを何度も見ましたが?
: サイドチェンジが上手い関根が入ったことにより、自然とそういう場面も増えるようになった。

―グラウンダーのクロスも意図的ですか?
: うちのチームは小柄な選手が多く、また筑波は高さに強かったので、より効果的であろう低いボールを徹底的に入れさせた。

佐伯 大成選手
―攻め続けた中で待望の先制点を決めましたが、どのような感想をお持ちですか?
: 前半・後半とあれだけチャンスがあった中、なかなか決められずにいたところだったので、いい時間にゴールを挙げることができとても嬉しいです。


 この試合を終えて、専大は一気に6位に躍り出た。リーグ戦前期は残すところあと1試合となり、残留ゾーン折り返すことが確実となった。後期リーグも今節のような試合展開を見せることができれば残留争いはおろか、上位進出も可能なように思える。最終節6/1(日)神大戦も是非とも勝ち、いい形で中断期間に入ってほしい。
 
写真

52413
先制点を挙げた佐伯大成

52410
小泉慶治

5247
神村奨

5243
関根雄太

5242
藤本修司

5241
高山薫

52420
木幡純平

52421
朴泰希

(馬場雄也・ネット2,細田佳希・法1)
専修70-82日本女子体育

で終了


先日「78-82で終了」と速報に誤りがありましたことを訂正し、深くお詫びいたします。
body nemoto2
▲優勝のトロフィーを手に、喜びの根本

 5月10、11日の2日間、東京大学駒場キャンパスにて関東学生パワーリフティング選手権が行われた。
 専大ボディビル部から根本太平(法2・市立川崎高)1名が出場し、見事100kg超級の部で優勝を飾った。2002年部へ昇格した本学ボディビル部、初の快挙である。


【記録】

根本太平

ベンチ 175kg
スクワット 240kg
デッド 260kg

計675kg


◎根本太平のコメント
「当初の目標は3位入賞。優勝するとは思いもよらなかった。昨年秋の大会での記録は560kgで、125kgもアップすることができた。今大会には知り合いが多く、たくさんの方が応援し祝福してくれた。
OBで現役時代にすごく活躍していた方がいて、自分は今回その記録に並び、その方は今年で院を卒業するのでこのような最後の年に達成することが出来てとても嬉しい。この大会を足がかりに、今後も優勝し続けていきたい。連覇を目指します」

※根本は今大会結果で、5月25日に名古屋で開催される全日本学生パワーリフティング選手権大会への出場権を獲得。
それについては「全国優勝を目指して頑張りたい」と語った。

body nemoto
▲共に練習を積む先輩と。ここで注目なのが彼らの前にあるベンチプレス。300キロの重さで鉄棒もしなっている


(取材:松本 かおり・文3、吉野 瞳・文1)
 5月18日 オープン戦VS国際武道大学A・Bチーム戦 

080518sakai.jpg
酒井晃也(営3・秋田中央高)

【試合結果】
Aチーム戦

         前  後
          24-10
 ○専大A 60     20 国際武道大●
          36-10 


《専大の得点経過》
        トライ                  ゴール
前半
04分  宮下潤(商4・桂高)      古川賢一(営3・東農大二高) ×
―オフロードで繋いで左隅にトライ
06分  古川賢一(営3・東農大二高)     〃            ○
―裏へのキックに走りこんでトライ 
12分  横堀竜矢(営4・東農大二高)     〃            ×
―展開からウイングの個人技でトライ
38分  古川賢一(営3・東農大二高)     〃            ○
―スクラムから酒井→松下と繋ぎBK展開でトライ

  専大A 24ー10 国武大

後半
06分 宮下潤(商4・桂高)            〃            ×
10分 中比良卓哉(商4・啓光学園高)     〃            ×
―国武大ラインアウトのミスをついてトライ
16分 守田拓記(商2・報徳学園高)      〃             ×
31分 横堀竜矢(営4・東農大二高)      〃             ○
36分 宮下潤(商4・桂高)            〃             ○
38分 浦島伸祥(商1・御所工業高)      〃             ○

   専大A 36ー10 国武大

○専大A 60-20 国武大●

 昨年度リーグ戦(2部)5位の国際武道大学を、ホーム伊勢原グラウンドに迎えた専大。
 先週の日本大学戦ではなかなか敵陣に踏み込めなかった専大だが、「今週はボールを継続することを重点的にやってきた」と上原主将が話すとおり、この試合では敵陣でボールを保持することに成功する。最初のトライは敵陣での粘り強い攻撃から、数本のオフロードパスが繋がって奪ったもので、専大の意図がはっきりと見て取れるものだった。中盤、国武大に若干ペースを握られるものの、前半終了間際にはスクラムからのサインプレイからトライを奪い、24-12で前半を折り返す。後半も試合を優位に進めた専大が、60-20という大差で試合をものにした。
 試合後、上原主将は「点差ほど内容は良くなかった。次に向けて修正していきたい」と、次週の強豪立正大戦に向けて気持ちを引き締めていた。


080518hurukawa.jpg
古川賢一

080518ishiwatari2.jpg
石渡賢人(経済3・國學院久我山高)

080518nakahira.jpg
中比良卓哉

080518torii.jpg
鳥井勇希(商3・正智深谷高)



Bチーム戦

          前  後
          50-0
 ○専大B 65     7 国際武道大●
         15-7 


 専大は前半2分に梅田雄基(商4・東京高)のトライで先制すると、その後もことごとく国武大のディフェンスラインを突破し、前半だけで大量8トライを奪う。後半はやや失速するも、65-7で圧勝した。


◎上原圭司主将(営4・近畿大附高)のコメント

―今日の試合、チーム全体で意識したことは何か?
「今週は立ってラグビーをする(ボールを継続する)ことを、練習で重点的にやってきた。今日の試合ではその部分は出来ていたと思う」

―昨年のリーグ戦(2部)で5位の国武大との対戦だったが、意識はしていたか?(専大は同リーグ4位)
「自分としてはオープン戦はあくまで結果より内容が大事だと思っている。今日は点差は開いたが内容はそれほど良くなかったので、次の試合では修正していきたい」

―今日の試合から新ルールが適用されたが、その事による影響は?
「プレーがなかなか切れないので体力を早く消耗する。後半は少しバテ気味だった」

―次の試合(立正大戦)に向けて修正するポイントは?
「全体のコールが少ないので、もっと試合中にコミュニケーションをとる事。それから攻守の切り替えを早くする事」


(松本 かおり・文3=写真、山中克浩・経済1=写真・文)

512旗
 平成20年度春季卓球リーグ戦が5月7日~9日・12日~15日の7日間、国立・代々木第二体育館で行われ、今シーズンが本格的に始まりを告げた。
 この春季リーグ戦は各ディビジョンごとに分かれ、4セット先取の総当たり戦で順位を決定する。
今大会我が専大は男女とも8チームが所属する1部リーグで出場した。(7位が入れ替え戦、8位が2部降格)

男子512

 【男子】
 初戦、今大会優勝した早大に2-4で敗れ、良いスタートダッシュは切ることができなかったが、続く埼玉工大戦・大正大戦でそれぞれ4-1と勝利をおさめ、前半三連戦を2勝1敗と上々の成績で折り返した。 しかし後半戦に入ると失速、明大に2-4、筑波大に1-4、中央大には最終セットまで持ち込むも惜しくも3-4と敗れ3連敗を喫する。迎えた最終戦、駒大相手に先に1-3と大手をかけられる苦しい展開、しかしここから怒涛の粘りを見せ4-3の逆転勝ち。勝利で大会を終えた。 なお徳増信弥(経済3)が今大会の敢闘賞を受賞した。

                    最終成績:3勝4敗 5位

主将:下川 裕平(経営4)コメント 
:5位という成績について?
「今年は戦力が整っていたので、もっと上を狙えたと思うので悔しい」

:具体的にどういった部分が不足していた?
「試合に出ていない応援する選手も含めて、チームとしてのまとまりが足らないと思う」

:今年の目標は?
「秋季リーグでの優勝・インカレでのベスト4を狙っていくつもりです」


jyosi512

 【女子】
 昨年の秋季リーグを準優勝、また先日日本代表として活躍した主将の杉本(文3)や昨年の全日本学生選抜準優勝の高(商2)を抱えるなど優勝を狙える戦力を有する女子だったが、初戦の大正大戦を2-4で落とすとそこから中大に1-4、東京富士大にもフルセットの末敗れ、まさかの前半戦3連敗で折り返すことになった。
 こうなると2部降格という最悪の事態も考えられたが、第4戦で同じく全敗だった青学大に4-1と快勝。初勝利を挙げた。次の今大会優勝した早大には1-4で敗れたが、続く日体大にもフルセットの末4-3の勝利、しかし最終戦淑徳大には1-4で敗れ、勝利で終わることはできなかったが1部残留を無事に果たした。
                    
                     最終成績:2勝5敗 6位

主将 杉本 枝穂(文3)コメント
:6位という成績について?
「上位を目指していたので残念です」

:具体的にどのような部分が不足していた?
「技術面というよりも精神面での欠如だと思う」

:杉本選手個人としてはどうだった?
「調子は悪くなかったのだが、弱気になってしまった部分があった」

 
 男子5位、女子6位と1部残留は果たしたものの、保有戦力から考えると少し残念な結果になったと言わざるを負えない結果となってしまった。
 しかしまだシーズンは始まったばかり、彼ら本来の実力を発揮できればきっといい成績をおさめられるに違いない。次の7月3~6日の関東学生選手権で存分に活躍してほしい。

【写真】
tokumasu512
敢闘賞受賞!徳増信弥

matuoka512
松岡新也

tokumasumorita512
徳増&森田ペア

morita512
森田翔樹

hosino 512
星野和洋

gao512
高瑜瑶

horibe512
堀部紗代

sugimotohoribe512
杉本&堀部ペア

sugimoto512
杉本枝穂

watanabearisaka512
渡辺美里&有坂美里ペア

<ネット2・馬場雄也>

5月18日に春季リーグ・対日本大学との第2戦が行われ、昨日、延長10回、2-4で日大に敗れてしまい、あとがない状況の中、1-0で勝利を収め、明日(5月19日)の第3戦につなげた。



田中暁4

先発の田中暁(経営3・鳴門工高)は、本人も言ってたように終始、ボールが低めに決まるナイスピッチングを見せる。そんな好投を見せる田中を援護したい打線だが、相手ピッチャーも好投を見せ、チャンスを作るが、なかなかあと一本が出ない。

両ピッチャーの投げあいが続き、スコアボードには0が9回まで並んだ。

均衡が破れたのは、10回オモテ。

山田隼也1

一死から7番山田隼也(経済4・浜松南高)がセカンド強襲の内野安打で出塁する。
1田中暁

続く、田中がきっちり送りバントを決める。
1児島祐

2死2塁でラストバッターの児島祐(経営1・太田市立商高)にまわると、相手ピッチャーのストレートを打ち返し、センターに抜けるタイムリーでついに1点を奪うと、
田中暁2

10回ウラ、田中が最後のバッターから11個目の三振を奪い、ゲームセット。しっかり虎の子の1点を守りきった。

試合後のコメント

林真吾主将(経営4・観音寺第一高)
「両チームのピッチャーが良く、いい試合ができた。田中が良く最後まで頑張ってくれたと思う。今日出たミスを改善し、明日の試合は絶対に勝ちます。」

田中投手
「昨日、負けているので、0点に抑えることだけを考えて投げた。結果、勝つことができたので良かった。」

児島捕手
「ずっと0対0で来ていて、自分が打ててうれしいです。あの場面でプレッシャーがかからなかったというのはウソになるが、日頃、先輩方におもいっきりいけと言われていたので、おもいっきり打つことができたと思います。」

(佐山竜太・経済2)
 5月17日専大伊勢原グラウンドにて、ラグビー部の春季オープン4戦目の対成城大学が行われた(専大はCチーム)。
 前半開始早々の鈴木巨(営4・秋田中央高)のトライを皮切りに、専大は得点を重ね、成城を計2トライに抑えた。全てのゴールキックを任された石井知也(2・國學院栃木高)も高確率をマーク。
 主将の上原圭司も言っていたように、課題はここぞというところでのディフェンス。
 強気の姿勢を忘れずアタックしていく新入生は、今後の即戦力として期待できそうだ。

 明日は国際武道大学戦が行われる。


【試合結果】

         前  後
          40-5
 ○専大C 83     12 成城大●
          43-7 

《専大の得点経過》
        トライ                  ゴール
前半
01分  鈴木巨(営4・秋田中央高)      石井知也(2・國學院栃木高)×
04分  月館純平(営2・八戸工業高)          〃         ○
20分  岩田淳平(文2・専大松戸高)          〃         ○
21分  石井知也(2・國學院栃木高)          〃         ○
36分  モール(福田拓郎・営2・三本木農業高)   〃         ○
41分  久保田諒(営1・崇徳高)             〃         ○

後半
05分  小本達範(営1・各務原高)            〃         ×
07分  近藤浩二郎(経済2・公文国際高)        〃         ×
15分  小本達範(営1・各務原高)            〃         ○
20分  海老原剛(営4・専大松戸高)           〃         ○
21分  久保田諒(営1・崇徳高)              〃         ○
32分  洪和馬(営1・専大松戸高)            〃          ○
35分  小本達範(営1・各務原高)            〃          ×


080517nao.jpg
鈴木巨

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月館純平

080517iwata.jpg
岩田淳平

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石井知也

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080517isii3.jpg


080517kubota.jpg
久保田諒

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海老原剛

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洪和馬

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小本達範

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080517komoto4.jpg





(松本 かおり・文3)





5月11日、明治大学八幡山グラウンドにて春季関東学生ホッケーリーグ男子2部Bプール、対成城大学戦が行われた。

開始10分、果敢に攻めてくる成城大に対し、GK平野貴規(経済3・浜名高)が好セーブ。
負けじと専大が攻撃をしかけるが、なかなか得点に繋がらない。

その後も両チームとも積極的に攻め続ける中、
シュート

前半24分、キャプテンのMF永沼祐輔(文4・伊豆中央高)のアシストからFW西川翔太(経済2・巻高)がゴールに押し込み、
やった~1

先制点を挙げた。


続く後半は、
何としても得点が欲しい成城大が猛攻を仕掛けるが専大が逃げ切り、1-0で接戦を制した。

試合後のコメント

有馬哲朗監督
『個人技に頼りすぎている部分が多いが、選手達はよく頑張ってくれていたと思う。もっとパスを繋いで攻めていけばより良い試合になると思う。』

永沼主将
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『今日の試合内容については満足していないが勝つことができて良かった。FWの決定力不足が目立つ試合だった。一部昇格に向けて次の試合も頑張りたい。』

先制点を決めた西川選手
『とにかく点が欲しかった。絶対に勝ちたかったので先制点を決めることができて良かった。練習時間は少ないが、常に試合を意識して頑張っていきたい。』

男子2部Bプールは専修大学・木更津工業高等専門学校・成城大学・東海大学の4校で構成されており、今日の成城大戦に勝利した専大はBプール1位となり25日に行われる2部順位決定戦で1部2部昇格戦への切符を争う。

フィールドホッケーは縦100ヤード、横60ヤード(1ヤードは0.914m)の競技場で行われる。
シューティングサークル内のシュートしか得点にならない。
ハンドボールと違う点がここだ。
選手は11人、試合は35分ハーフ、計70分。
ゲームではスティックで野球のボールくらいの大きさのボールを打って、ゴールにシュートし、得点を競う。
使用されるボールは硬式野球のボールよりも硬いので、地面から浮かせたりスティックを振り上げたりするのは危険なので、原則として反則となる。
サークル内での守備側の反則に対して、攻撃側にペナルティコーナーからのセットプレーが与えられ、ホッケーおいて一番点が入るプレーといわれている。

現在専大ホッケー同好会は部員15人で活動している。
昨年まで北グラウンドを練習場として使用していたが、芝の張り替えを行った為、練習場がない状態だ。

厳しい練習環境にある専大ホッケー同好会だが、チーム一丸となって“1部昇格”を掲げながら日々の練習に励んでいる。

円陣1



チームの雰囲気は良く、今日の試合にはOBも応援に駆けつけ、後輩達にエールを送っていた。

全国に普及はしているものの、まだまだ競技人口は少なく、マイナースポーツとされるフィールドホッケー。

一度見るとテンポの早い試合展開に圧倒されること間違いなし!

是非一度足を運んでみて多くの人にフィールドホッケーの魅力を知ってもらいたい。

【取材=佐山竜太・経済2(写真)、大津智世・経営1】
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                                               (撮影=細田)

 5月11日雨天の中、日大稲城グラウンドにてラグビー部の春季オープン第3戦、対日本大学A・Bが行われた。

 Aチーム戦前半、出足は良いタックルが出ていたもののなかなか敵陣に入れず、20分を過ぎてから立て続けに3トライを許す。後半、専大の初得点はウイング石渡賢人(経済3・國學院久我山高)の右サイドを抜けた独走から生まれる。スクラムハーフ松下進吾(商4・長崎北陽台高)がパスを受けトライ。しかしその後専大に得点はなく4トライ決められ終了。

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▲昨季、怪我から復帰した石渡賢人。スピードある走りには今後期待大だ
(撮影=細田)


 Bチーム戦には1年生も多く出場。前半、日大に2トライ決められたあと、専大は永木翔太(営1・啓光学園高)→番匠達也(商3・青森工業高)とつなぎ1トライ、モールで2トライ目を返す。しかし前半終了間際にキックのミスから日大に追加点を許す。後半も積極的に攻めたが、昨季1部に復帰した日大との今季初のオープンは、2戦とも黒星に終わった。

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▲気迫あふれるプレーで2戦目を引っ張った梅田雄基
(撮影=山中)


 また、昨日10日に行われたオープン第2戦(対東農大Cチーム)は49-10で快勝した。

 来週のオープン戦は5月17日(土)、専大伊勢原グラウンドにて成城大Cチーム戦、18日(日)、同グラウンドにて国際武道大とのABCチーム戦が行われる予定である。



本日の試合結果
【Aチーム戦】

       前  後
        0-21
●専大 7      45 日大○
       7-24 

《専大の得点》
     トライ                ゴール
後半
松下進吾(経済4・長崎北陽台高)  守田拓記(商2・報徳学園高)○



【Bチーム戦】

        前 後
       14―17
●専大 19      31 日大○
        5-14

《専大の得点》
     トライ                ゴール
前半
番匠達也(商3・青森工業高)  廚龍一(商3・天理高)○
モールトライ                〃       ○

後半
梅田雄基(商4・東京高)    廚龍一(商3・天理高)×



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(以上3写真撮影=山中)



(取材:松本かおり・文3=文、細田佳希・法1、山中克浩・経済1)
08.5.10東日本新人・蒲田
▲新人の蒲田(写真左)

 本日5月10日に靖国神社で行われた、東日本学生相撲新人選手権大会に、相撲部唯一の1年生、蒲田勝太(初段・商1・専大松戸高)が出場。1回戦、相手は拓大の積田雄大初段。出だしは優勢だったものの寄り倒しで惜しくも敗退。だが最後まで粘る相撲をみせた。
 大会結果は以下の通り、日大が他を圧倒。


優勝    山口雅弘(参段・日大)
準優勝  橋本誠也(弐段・日体大)
3位    石浦将勝(参段・日大)
〃     岩崎拓也(初段・日大)

 
 蒲田は本日が大学初試合ではなく、4月29日に愛媛県で行われた全日本大学選抜相撲宇和島大会の個人戦に出場しており、近畿大の選手に1回戦で敗れた(団体戦にも補欠メンバーで登録)。
 本日の試合後蒲田は、「自分は強いわけではないので、とにかく思い切っていこうと思った。日々の稽古をもっと大事にしていかなければならないと感じた」と悔しい表情で語った。本人は「緊張した」と話すが、しっかりとした口調には1年生とは思えない頼もしさを感じる。相坂卓主将(営4・三本木農業高)も「(蒲田は)いい選手です。伸びると思いますよ」と太鼓判。6月8日の東日本選手権に向けて蒲田は「チームとして頑張っていきたい」と目標を新たにした。

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▲1年生ながらも落ち着きを感じる(蒲田)




 また、前述の全日本大学選抜相撲宇和島大会、そして5月3日の大分県での全日本大学選抜相撲宇佐大会の2大会で、専大は、入賞はならなかったものの団体でベスト8に進出した。5日に福岡で行われた全国選抜大学・社会人対抗相撲九州大会では社会人に惨敗したものの、新チームでの出足は好調だといえる。
 「強い先輩たちが抜けた穴は大きいが、今年はまとまりのよいチームだと思う。個人の成績は全く駄目なので、もっと一人ひとりの実力を伸ばしていかなければ」と相坂主将。

 相撲部は来週18日に全国選抜大学・実業団対抗相撲和歌山大会、そして6月8日には春のメインともいえる、両国・国技館での東日本学生相撲選手権を控えている。
 「東日本では、1部に上がって、そこから入賞を目指したい」と相坂主将。
 強豪が揃う1部校との壁は厚いかもしれないが、団体としてのバランスの良さ・実力は着実に力をつけてきたと思われる今年に、期待大だ。


(取材:松本 かおり・文3=写真も、細田 佳希・法1)
杉本アジア

 4月24~27日にかけてモンゴル・ウランバートルで開催された”第1回アジア大学卓球選手権大会”文字通りアジアのナンバーワンを決める大会である。
 今年産声を上げたこの大会に、専修大学からは去年の全日学生選手権・女子シングルスで優勝を果たした杉本枝穂(文3・青森山田高・世界ランク344位)が日本代表として出場した。
 杉本は個人戦女子ダブルスで淑徳大の選手とペアを組み、トーナメント1回戦で地元モンゴルのペアに3-0のストレート勝ち。その後も2回戦で台湾のペアに3-1、準決勝でも中国のペアに4-2で勝利を収め決勝に進出。決勝では惜しくも2-4で中国のペアに敗れたが、”アジア2位”という輝かしい称号を手に入れた。
 後日、杉本は「練習時間が短く、パートナーとのコミュニケーションは万全でなかった。またモンゴルは外に出ると寒く、体育館は湿気がすごく蒸し暑かった」と苦労を語っている。そんな中で結果を残した杉本の健闘に拍手を送りたい。
 なお専大生は出場しなかったが日本は今大会、男子団体戦優勝・女子団体戦準優勝とすばらしい結果で大会を終え、世界の強豪であることを改めて示した。専大をはじめ、今後卓球界から目が離せなくなりそうだ。
(馬場雄也・ネット2)
 Web Soccer MAGAZINE社さんの方で現在定期的に更新されている、”継承。-大学サッカー連盟公式ブログ- 大学4年間。限られた時間の中で、僕たちに出来ること。”の方に、今回第7弾として我が専大スポーツが特集されました。 是非ともご覧ください。
<馬場雄也・ネット2>
http://www.soccer-m.ne.jp/blog/jufa/archive/20080508131637_4926/

5月6日に行われた春季リーグ対国士舘大(第1戦目)は4対3で専大が勝利した。

昨日、中央大に逆転負け(4対5)をし、
「自分たちの野球をやろう」と気持ちを切り替えて試合に臨んだ専大ナインは
いきなり初回に持ち味の全員野球が出た。
先頭バッターの
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久保田真史(商3・太田市立商高)↑がカウント2-3から左中間を破るツーベースを放つと、二番辻幸達(法3・若狭高)がフォアボール。

1死1,2塁から
菊池健太1
4番菊池健太(経4・専大北上高)が1・2塁間を抜けるヒットでつなげると

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そして続く5番加瀬将志(商4・専大松戸高)がレフトに犠牲フライで、先制点を挙げる。


二回には先頭の今圭祐(経2・秋田高)がデットボールで出塁すると、続く田中暁(営3・鳴門工高)がきっちり送りバントを決めると、

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9番の児島祐(営1・太田市立商高)がセンターの頭の上を越えるタイムリースリーベースで追加点を挙げた。

しかし、そのウラに先発田中が2点を失い、同点になり、
その後4回にも守備のエラーから失点をし、ついに逆転されてしまう。

1田中暁


4回以降は要所を締める投球で、ゼロに抑え、7回でマウンドを降りた。

8回まで専大はチャンスを作るもあと一本が出ないまま、最終回を迎える。
9回は1番の久保田から始まる好打順。その久保田は、この日2安打目となるセンター前を打ち、2番辻が送りバントで1死2塁となる。
そして、専大ベンチは今日ノーヒットの3番牧野翔太(営2・作新学院高)に代打相馬一輝(営2・秋田中央高)を送る。その采配がズバリ的中し、「1点取るために次につなげよう」と思いながら打った
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相馬は、貴重な同点打を土壇場の9回に打ち、試合を振り出しに戻すと、完全に勢いが専大に来た。4番菊池が凡打に倒れる。なおも逆転のチャンスで

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先制犠牲飛打を放った加瀬に回ってくると、期待に応える逆転タイムリーツーベースを打ち、専大は全員野球で逆転に成功。

最後は
川田展行1

8回からマウンドに上がったルーキー川田展行(営1・桐生第一高)が無失点に抑え、勝利した。

林真吾主将(営4・観音寺一高)は「全員が最後まであきらめなかったことが、最後逆転できたと思います。」と試合後に話しをしてくれた。

(取材=松本かおり・文3、佐山竜太・経2、森住綾・文1)

 昨年10月に行われました、第55回 全日本学生剣道優勝大会の写真を掲載しましたのでお知らせいたします。待ってくださっていた皆様、大変遅くなり申し訳ありませんでした。

こちらをご覧ください。
剣道・全日本学生
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 5月4日9時より、第45回少林寺拳法関東学生大会が日本武道館にて開催された。

 まず、段や人数などの部門別に予選が行われ、そこから何名(組)かの選手が午後の本戦へ進出。専大は予選に7組(2人組)が出場し、1組が本戦へ駒を進めたほか、予選なしの団体戦にも出場した。
 女子二段以上の部で、本戦に臨んだ菅野賀陽(初段・文3・帝京大学高)・密本紗世(三段・法3・成田国際高)組は入賞ならず。
 レベルが高いといわれる関東地区で、秋まで心技体に磨きをかけなければならない。例年より早くに開催される9月の全日本学生。強豪といわれる国際武道大・日本体育大のほか、今大会でも多数の部門で最優秀を受賞した、躍進著しい東京電機大学などの面々に、専大は食い込むことが出来るか。


《本戦・女子二段以上の部の様子》

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▲左・密本、右・菅野

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 ここで少し少林寺拳法について知ってもらいたい。
そもそも「少林寺拳法」という名称はよく聞くにしても、中身を知らない方は多いのではないだろうか。近年「少林サッカー」等のシリーズの映画をよく目にするのではないかと思うが、あちらは「少林拳」というもので、少林寺拳法と根は一緒であるものの、少林寺拳法の発祥は日本であるという特徴がある。

 少林寺拳法は大きく「演武」と「運用法」の二つに分け技を競う。今大会も同様である。「演武」というのは、少林寺拳法の基本の形を、応用して組み立て演技するというもの。「運用法」というのは、より格闘技に近いもので、防具をつけ乱捕り形式で行うものである。


 団体戦には会場中の人が魅入る。今大会では専大から8名の拳士(選手のことをこういう)が団体戦に出場した。各大学、隊形や技の組み合わせを工夫する。叫びながら投げたり突いたりする姿が、ぴたりと揃った演武は迫力満点。思わず鳥肌である。新体操やシンクロナイズドスイミングなどとはまた別の“団体演技”。外国人の観客も多くいたが、心奪われた表情で目を輝かせていた。この興奮は生で見なければ味わえないものだ。


《団体戦の様子》

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 少林寺拳法の最大の特徴は、相手を傷つけるための格闘技ではなく、まず守備から入ってそのあとの反撃―合理的な技による一時の強烈な痛み―を与え、相手を生かすというところにある。つまり根本にあるのは相手を大切に思う心。守備や攻撃だけではなく、礼儀や競技態度も審査の対象となる。主将の益満隆行(二段・文4・都立神代高)は言う。「少林寺拳法は、格闘技の面もあるがそれよりも、“武道を通じての人づくり”というのに重きをおくスポーツ」。

 会場に居て驚いた。試合中だけでなく、誰もが出会うと“合掌”し合う。
 監督、先輩、審判員へ。試合の前後には一緒に組む仲間にも自然と合掌(=下2枚写真参照)。
 「お辞儀をする礼は、程度によって上下関係を強調してしまう場合がある。この合掌は、年齢も立場も何も関係なく、対等であるということを表している」と益満主将。
 本当に至るところでこの挨拶を見かけるので、そんなにしていたら、普段の生活でも“合掌”が出ませんか、と訊ねると、「出ることはありますね」と笑った。


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 専大の少林寺拳法部は現在、新一年生を含め部員は20名ほど。7割が未経験で入部し、一番最初の白帯からスタートする。練習は月・水・金の週3日。少林寺拳法の基本は、2人組の練習。これを「組手主体」という。お互いに協力してはじめて成り立つものであるそうだ。「2人でやることで欠点を指摘し合える」と益満主将。そのほかには突き・蹴り・そしてそれらを取り入れた移動練習・胴(防具)をつけた練習などをしている。

 益満主将自身はもともと、体を動かすのは体育の時間のみ、というような生徒だった。
「高校は美術部で、文化系。大学では一念発起して少林寺拳法を始めた。最初は練習にもついていけなかったが、少しずつできるようになって、自分自身がどんどん良い方向へ変わっていった。それが個人的な、このスポーツの魅力」。

 9月には全日本学生大会が行われる。チームとしての目標は、全日本での入賞。主将個人としては、と訊ねると「引っ張っていかなければならない立場になった。精神面だけではなく、実績も残したい。最優秀賞をとること」とはっきりと答えた。
 簡単なことではない。だが軽々しく口にしたわけでもない。静かな、強い意志を感じた。
 
 最後に学生に向けて何か伝えたいことは、と訊くと、
「伝えたいというのは特にありませんが…勧誘みたいですけど、少林寺拳法で大学生活を充実させることができた。努力することによって変われるんだ、ということですかね」。


 益満隆行を、あなたは見たことがあるだろうか?
 ひときわ姿勢がよく、キャンパスにいても目を引くシルエット。
 それは一言で表すと「ストン」、だろうか。りきまず、かといってだらけず。
 彼は、こんなに魅力的なスポーツをしているのだ。


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 あわせて、昨年専スポ部員が専大スポーツ8月号の「部活体験記」において、専大の少林寺拳法部に取材させて頂いた記事も是非ご覧ください。
2007・8月 専スポ部活体験記

(松本 かおり・文3)
 5月3日、トヨタ府中スポーツセンターにて、京王電鉄杯の第6戦目が行われ、昨季リーグ戦王者の青山学院大と対戦。99対46と専大は大敗を喫した。

 前回掲載の中大戦以降に行われた試合の結果は次の通り。

4月29日
対 東京大  52-61で○
対 早稲田大 88-73で●

5月3日
対 青学大 99-46で●

  ―現在、1勝5敗 


【対青学戦の試合経過】

         5-38
        16-14
専修 46  13-23  99 青山学院
        12-24

 1ピリオド、思うように点が入らず終了間際まで1点という出だし。1ピリの30点以上の差に相手は一時スタメンを全員下げ2ピリスタート。なんとかセンター中心に得点を重ね始めるも、向こうの外角も止まらず、こちらのファールもかさむ。
 後半、ファールはなくなるが相手のシュートの正確さ、リバウンドからのスピードになかなか点差が縮まらない。なんとか堤(啓士朗・営4・福大大濠高)の1対1などで巻き返しを図るも、追いつけず試合終了。

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(松本 かおり・文3)
 1勝1敗で迎えた勝負の第3戦。専大は2-5で負けてしまった。

 負けられない、この戦いの先発を任されたのが湯本五十六(商3・藤代高)。湯本は立ち上がり、球が高めに集まり、初回いきなり2ランホームランを許してしまった。
 
 フルカウントからの6球目、思いっきり引っ張られた打球は飛距離十分。ファールかホームランか微妙な位置に打球が孤を描いた。3塁審判が右手をクルクル回す。しかし、主審は手を大きく広げファールとジャッジした。
 両軍の監督が出てき、審議となったが、祈りが通じファールになった。
 
 だが、その直後の7球目、再び快音が飛び出した。今度は文句なしの素晴らしいホームランであった。

 専大は2回、四球とヒットでチャンスメイクすると、8番、吉成徹(営4・文星芸大付属高)のスクイズと相手の失策に付け込んで2点を返し、同点に追いついた。
 
 同点に追いついてもらい、立て直していきたかった湯本だが、3回表、先程ホームランを打たれたバッターに今度は2点タイムリーヒットを打たれてしまった。
 湯本は、本来の力を出し切れずにこの回を投げ終わって、マウンドを降りた。

 2番手は昨日に引き続き長谷川俊(商4・高陽東高)。
 今日もビハインドでの登板となった。しかし、連投のせいか、5回表、集中打で1点を取られてしまった。

 打線もその後は鳴りをひそめ、中大完投リレーに10三振を喫してしまった。

 この敗戦により、勝ち点は取れず専大は4位に転落してしまった。

 次の東農大戦、さらに拓殖大戦に向けて巻き返しが急務となる。
湯本いそろくミニ
↑先発の湯本

ホームインみに
同点のホームイン秋月(画面中央)

長谷川まさりみに
↑連投した長谷川

   中 202 010 000 5
   専 020 000 000 2


☆専大の記録☆
1番 センター 山田:空振、一安、空振、中飛、一ゴ:(5-1)、1盗塁
2番 レフト  山内:中安、空振、空振:(3-1)
3番 ショート 馬場:空振、遊ゴ、空振、三ゴ:(4-0)
4番 サード久保田:一ゴ、見逃、一ゴ、左2:(4-1)
5番 ファスト 山崎:四球、中飛、二安、中飛:(3-1)
6番 DH  北田:投犠右安、空振:(2-1)
7番 セカンド 秋月:右安、右飛、四球、空振:(3-1)
8番 キャッチ 吉成:一ス①、空振、一犠中安:(2-1)1打点
9番 ライト  小牧:遊失、死球、遊飛、右2:(3-1)
代打1   河野上:中飛:(1-0)
代打2   藤生:二ゴ:(1-0)
守備 レフト 西郷:9回(河野上→西郷)

先発    湯本:回数3、打者13、球数47、被安3、被本1、与四球2、奪三1、自責4
2番手  長谷川:回数6、打者23、球数101、被安4、被本0、与四球2、奪三0、自責1 

   (取材=専大スポーツ野球部担当の皆)
春季リーグ・東海大との勝ち点を争う第3戦は13-3で専大が圧勝した。
田中

この日、先発の田中暁(経営3・鳴門工高)は序盤に失点するも、その後は無失点に抑え勝ち投手になる。

林真吾主将(経営4・観音寺一高)は「今日は相手がミスしてくれてそこにつけ込むことができたことが大きいですね。」

次の相手は関東地区大会の決勝で敗れた中央大学。
「チームのみんなも、このリーグでは中大だけには負けたくないと持っている。相手は格上なので、しっかり勝ち点がとれるように頑張ります。」

(取材=松本かおり・文3、佐山竜太・経済2)
春季リーグ第2戦は2-3で惜しくも敗れてしまった。


先発は
太田

背番号16・太田真司(経営2・金沢桜丘高)。
毎回ランナーを背負うも無失点に抑えていたが、3回ウラに1死満塁から相手の5番打者に2塁打を打たれ、6番にはスクイズを決められ、この回3失点。

攻撃ではチャンスを作るもあと一本が出ずに、相手投手に押さえ込まれる。

太田が4回途中に降板し。
その後、マウンドを任されたのが、
長谷川

4年生投手・長谷川俊(商4・高陽東高)。
長谷川は最初は制球難に苦しむも、尻上がりに本来の調子を取り戻し、6・7回を3者凡退に抑えるなど、8回までを無失点で切り抜け、味方の反撃を待った。

そして、専大の反撃は・・・
9回2死から始まる。

代打河野上一馬(経営2・高陽東高)がフォアボールで出塁し、
山田

続く1番山田晃典(経済4・金沢高)↑がライトスタンドに2ランホームランを放つもあと一本が出なかった、専大が勝ち星を落とした。

試合後、馬場強司主将(商4・東邦高)は「負けたことは残念だが、明日にまだ試合があるので明日勝って、勝ち点を取りたい。」

☆長谷監督の談話☆
 Q再三チャンスを築きながらの惜しい試合でしたね?
   「う~ん、試合は難しいですね。」

 Q先発の太田投手の出来はそうでしたか?
   「まあまあでしたね。安定感が出てきていたので起用してみた。」

 Q長谷川投手の登板は予定していましたか?
   「展開によって、考えていましたね。」

 Q四球は出ているものの、4安打に終わった打線について?
   「チャンスは作れているので心配はないかと。あと1本出るかですね。明日はそこを考えていきたい。」
 
 Q明日の大事な中大3戦目に向けて?
   「中大さんも似ている状態なんでね、頑張りたいです。」  

○専大の記録○
1番 センター 山田 :左飛、一ゴ、右安、遊飛、右本②:(5-2)、1盗塁
2番 レフト  山内 :二ゴ、空振、空振、四球、空振:(4-0)
3番 ショート 馬場 :二ゴ、見逃、遊ゴ、見逃:(4-0)
4番 サード 久保田:空振、見逃、見逃、空振:(4-0)
5番 ファスト 山崎 :四球四球四球、遊ゴ:(1-0)
6番 DH  北田 :見逃、左2四球、:(2-1)
7番 セカンド 秋月 :二ゴ、遊ゴ、捕ゴ、空振;(4-0)
8番 キャッチ 吉成 :左安、投ゴ、右飛、三邪:(4-1)
9番 ライト  小牧 :投犠、遊ゴ、投失、:(2-0)、1盗塁
代打1    藤生 :右飛:(1-0)
代打2    河野上:四球:(0-0)
代走1    武田

先発  太田  回数3と1/3、打者18、球数66、被安7、四死1、奪三1、自責3
2番手 長谷川 回数4と2/3、打者17、球数81、被安2、四死2、奪三2、自責0

(専スポ野球部担当)