6月26日~6月29日にかけて関東学生馬術大会が行われた。
今大会は新年度前期の集大成を魅せる大きな大会です。
競技は前々回説明したように、調教審査→耐久審査→余力審査と3競技の総減点そ少なさを競います。
専修大学は総合3位と健闘をみせた。
順位変動は次のようです。
①調教審査で3位スタート!!
②だが次の耐久審査で主力の松本務(農業経営高・営3)がアクシデントに見舞われるなど不運が重なり4位に落ちてしまう。
③最後は、苦手とされていた余力審査!!しかし、なんのその。これを見事にチーム力で克服し3位に浮上した。
これにより、秋に行われる全日本学生馬術大会の出場枠3を獲得!!
また、個人成績のほうでは菅谷泰一(浦和東高・経1)が5位入賞と1年生ながら活躍した。
優勝は日本大学。準優勝は明治大学。第3位に専修大学。4位に東京農業大学と続いた。
○試合後の談話○
富沢監督 Q1 第3位という結果について
「満足です。今年の戦力で、この結果は評価出来ます。」
「途中、4位に落ちたが再び3位に上昇したことが大きい。」
「苦手な障害を克服できた。」
「ただ、野外(耐久審査)で、もっとやれると思った。」
「ここを踏ん張れいたら上にいけた。」
Q2 全日本の枠、獲得について
「安心しました(笑顔)。」
Q3 秋に向けてまずやるべきことは
「底辺のレベルアップ!」
「選手の育成力と馬の完成度を上げる。」
「より確実にね。」
Q4 最後に何かひとこと
「応援してくれた方々ありがとうございました。」
武井主将 「全日本に向けての出場枠獲得という最低限の目標は達成できました。」
「初日の馬場(調教審査)で失敗、そして野外(耐久審査)とズルズルといってしまった。」
「余力は良かったですね。」
「アクシデントが出たのですが、よく持ちこたえてくれました。」
「今日の悔しさを忘れずに練習して上の2つ(明大、日大)を倒していきたいです。」
選手の皆さんお疲れ様でした。早速、秋に向けて早くもスタートしたわけですが飛躍の夏を目指して最高の結果がでることを祈っています。
☆画像集&専大の記録★
個人総合5位 菅谷泰一(浦和東高・経1)&エンドーペロー 総合減点57.3(52.5→57.3→57.3)

↑調教審査にて

↑迫力満点!!耐久審査

↑ノーミスで個人総合5位をもぎとる(余力審査)
武井慎弥(奈良高・経4)主将&ギャレストロ 総合減点77.8(73.8→73.8→77.8)

↑雨にも負けず
柳原大徳(各務原高・商3)&エイムライト 総合減点94.7(57.5→82.7→94.7)


木村年宏(文教大明清高・営4)&コートダジュール 総合減点144.5(71.7→144.5→183.5)

取材=久田照高(商2) 高田有梨(文1) 植木泰士(法1)
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↑馬とのふれあいイベントも活発な馬事公苑にて
6月14日と15にち馬事公苑で争覇戦が行われた。
今回は個人戦ではなく、完全チーム戦。そしてトーナメント方式。
専大は1回戦、早稲田大学と対戦。しかし、相手の馬がインフルエンザに感染しており、不出場。
不戦勝という形で2回戦に駒を進めることになった。
2回戦、これに勝てば決勝である。相手は強敵明治大学。
障害ミスが目立つ専大に対して、明大は確実にこなしていく。
専大も好タイムを出すなどして、もがいたが結局、勝ち点1対5で敗退してしまった。
その後の、3位決定戦でも農大に敗戦を喫し、4位で終えた。
試合後、武井慎弥主将は
「(このような成績で終えて)不安が残りましたね。課題がたくさん見つかりました。」
「残された時間で各自それぞれ修正していくしかない。」
「焦りはありません。」
「関東学生馬術大会は期待してください。」
と語った。
前期の大一番となる関東学生馬術大会まで2週間を切っています。
今回の悔しさをおおいにぶつけてほしい。

↑菅谷泰一とコピーキャット

↑松本務の活躍がカギとなる

↑明大戦で唯一の勝ち点を挙げた木村年宏
取材=久田照喬(商・2)【記事】 植木泰士(法・1)【写真】 高田有梨(文・1)
5月30日から6月1日まで馬事公苑で、全日本ジュニア総合馬術大会が開催された。
学生だけではなく、幅広い年齢層が参加した今大会、モチロン我が専修大学からもたくさんエントリーされた。
今大会は、調教審査、耐久審査(クロスカントリー)、余力審査の3種目の総合点で順位が付けられるという、月末の関東学生馬術大会と同じ内容の大会ともいえる。
それだけに、本番さながらのプレ大会として今後を占う1戦となった。
順位の決め方は、簡単に言うと、3種目の減点を合わせた総減点が少なければ少ないほど好成績ということになる。
ここで、月末の関東学生馬術大会に備えて簡単に各種目の特徴を述べてみよう。
調教審査
→馬術のイメージとは違い、障害を乗り越える競技ではない。決められた動作を的確に魅せ審査員にコンビネーションを披露する競技。唯一の採点方式。
耐久審査(クロスカントリー)
→馬術の最大の見せ場。華。平坦な馬場から離れて、起伏にとんだコースに設けられた難易度の高い障害を乗り越える競技。騎乗者の技術と馬の体力や勇気が問われる。
余力審査
→馬場(限られたスペース)にて四方八方ある障害を順番に乗り越える競技。広々としていないのでスピードが出しにくい。また最終種目なので馬の体力が気になるところだ。
☆今大会のエントリー★
CICワンスター
・武井 慎弥(経4・奈良高) ギャレストロ
トレーニングクラス
・小田原 頌(営3・淵野辺高) ゴールドスター
・菅谷 泰一(経1・浦和東高) スフォルツァ
ヤングライダー
・田所 俊輔(商4・光泉高) モンブランⅡ
・木村 年宏(営4・文教大明清高) コートダジュール
・柳原 大徳(商3・各務原高) エイムライト
・鶴林 舞(商2・前橋高) エンドーペロー
先週に引き続き入賞ラッシュとまではいかなかったものの、各選手が元気な姿を見せてくれた。関東学生馬術大会まで1ヶ月を切り限られた試合で調整もいよいよラストスパートとなってきた。
そんな中、菅谷が好調だ。先週に引き続き3位(トレーニングクラス)と表彰台に乗る結果を残した。
盤石の調整といえるだろう。
逆に心配なのが、エース馬のエンドーペローだ。調教審査はまずまずだったが、耐久審査(クロスカントリー)で何度も障害に引っ掛かり大きく減点をくらった。その影響で余力審査は棄権で、悪い所が出てしまった。
巻き返しが期待される。
いよいよ今月末、前期の集大成を魅せる関東学生馬術大会が行われます。
選手の皆さん、ベストを尽くして悔いのないよう暴れてください。体調管理も気を付けてください。
○今回の結果○
CICワンスター
8位 武井 慎也 総減点71.8 ギャレストロ
トレーニングクラス
3位 菅谷 泰一 総減点60.8(調60.0、耐0.8、余0) スフォルツァ
9位 小田原 頌 総減点115.2(調78.8、耐36.4、余0) ゴールドスター
ヤングライダー
9位 柳原 大徳 総減点177.8(調65、耐86.8、余26) エイムライト
失権 鶴林 舞 記録なし (調59、耐126.2) エンドーペロー
失権 木村 年宏 記録なし (調69.8) コートダジュール
棄権 田所 俊輔 モンブランⅡ
菅谷(トレーニングクラス3位入賞)競技後の談話
Q 3つのうち何が良かった
「調教が良かったですね。」
Q 強豪校もいましたが意識したか
「競り合うというよりも今回も調整という形で専念しました。」
Q ここまで来て馬との相性は
「スフォルツアとは2ヶ月ですが、馬の調子も上がってきました。」
Q 月末にむけて一言
「そうですね、馬も自分も丁度ピークでむかえれるよう頑張っていきたいです。」

▲耐久審査(クロカン)にての菅谷

▲表彰を受ける菅谷(中央)。時折、笑顔も。
【取材=久田照喬・商2(記事) 高田有梨・文1 植木泰士・法1(写真)】
5月24日、いつものように馬事公苑で東京都馬術大会が開かれた。
今週は専大勢から3名出場(130cmスピード&ハンディネスの部)した。
・菅谷泰一(経1・浦和東高)・コピーキャット号
・武井慎弥(経4・奈良高)・ギャレストロ号
・松本務(営3・農業経営高)・ルナ・モジュール号
3選手とも、上々のパフォーマンスをこなし、専大勢が上位を独占するような結果となった。
なかでも、菅谷は最終選手が始まるまで暫定1位であった。しかし、惜しくも最後かわされ2位という結果に落ち着いた。

▲好タイムの菅谷
☆競技後、選手の談話☆
(武井主将)
「今日は6月末にある関東学生馬術大会に向けての調整でした。」
「皆、順調に調整が出来て良い感じでした。」
「来週も大会があるので、全力を尽くしていきたいです。応援よろしくお願いします。」
(菅谷選手)
Q最後の最後で逆転されてしまいましたが・・・
「こんなもんですね。勝てるかどうかは5分5分ていう感じでした。」
来週は全日本ジュニア総合馬術大会です。たくさんの選手がエントリーされているので活躍が期待出来ます。
○今回の結果○
2位 菅谷 泰一コピーキャット 87.95(内訳:タイム83・95、減点4)
3位 武井 慎弥ギャレストロ 88.52(内訳:タイム88.52、減点0)
4位 松本 務ルナ・モジュール 90.74(内訳:タイム86.75、減点4)

▲ギャレストロと抜群な武井

▲小さく旋回しタイムを伸ばす松本
(取材=久田照喬・商2、高田有梨・文1、植木泰士・法1)